荒野に希望の灯をともす 

あなたの街で「荒野に希望の灯をともす」上映運動しませんか?

   九条の会・豊中が主催し、180名の市民が参加

 九条の会・豊中は、2005年に発足し活動を続けてきました。2020年からのコロナ禍は取り組みが出来ず忸怩たるものがありました。再スタートの思いも込めて医師・中村哲さんの現地35年の活動をまとめたドキュメンタリーDVD作品「荒野に希望の灯をともす」の上映運動を取り組みました。豊中市からの後援もえて当日は180名の市民が会場を埋めました。ロビーでは、PMS・ペシャワール会の活動のパネル50点それに中村先生の全著作・DVDの見本の展示、アフガンの女子たちの刺繍が施された小物入れが販売されました。ペシャワール会へは169,874円もの寄付が寄せられ、収益含め総額205,438円をペシャワール会に送りました。映画は、多くの人に勇気と感動を与えました。感想文では、「まわりの男性たちは力(軍事)でやり返さなければ言います。悔しかった。映画を見て自信をもって(違う)と言える勇気を得ました。」「世界的気候変動問題への関心をたかめていくことも、必要だと映画を見て改めて思いなおしました。」「9条の会がなぜ、中村先生の映画をやるか腑に落ちました」などが寄せられました。中村先生が凶弾に倒れ早3年が経ちました。今、アフガニスタンの人びとは、大干ばつと経済封鎖、タリバン政権下の抑圧と三重苦に苦しんでいます。現地では、中村先生の遺志を受け継ぎPMSが活動を継続しています。日本のペシャワール会が現地支援を続けています。私たち市民もできる限りの支援を続けてまいりましょう。費用もそうかからなく上映会はできます。各地の9条の会でぜひ上映運動を取り組んでいただけないでしょうか。

九条の会・豊中(090-4033-1376・松岡)

12月4日でアフガニスタンで活動されていた医師・中村哲さんとアフガニスタン人ン5人が凶弾によって倒れてはや3年になります。今回、中村哲さんの現地35年の活動を描いた「荒野に希望の灯をともす」映画会を豊中で開催いたします。地域の九条の会が主催し、豊中市が後援しての取り組みです。

中村哲さんは、最初ペシャワールで医療活動に従事されていました。しかし、2000年からの大干ばつをきっかけでアフガニスタンでの井戸堀や灌漑用水路の建設を取り組み始められました。その結果、荒野が緑の大地に変わり、65万人の命を支えられました。この映画は、中村哲さんが遺した文章と1000時間に及ぶ記録映像をリメイクした感動的なドキュメンタリー作品です。

中村哲さんは、「僕は、憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね。向こうに行って9条がバックボーンとして僕らの活動を支えてくれる」「信頼関係があること、これが武器よりも一番大切なこと」とかたられています。そして、「戦争している暇はない」とも語られています。

今、世界を見ると、ロシアのウクライナ侵略の影響で多くの貧しい国は、食糧難、飢餓に襲われています。とくに、アフガニスタンは大干ばつ・コロナ・タリバン支配で今世紀最大の危機に見舞われています。先日、新聞報道で日本が先制攻撃兵器トマホークをアメリカから買い、5年間で50兆円近い軍事費を支出すると報じました。日本が今なすべきは、大軍拡をすすめることでなく、近隣諸国との信頼関係を構築し、国際的な人道支援の強めることではないでしょうか?

ぜひ、若い人たちをはじめ多くの市民にこの映画を見ていただき、命と平和の大切さについて考えていただければと思います。

12月24日、クリスマスイブ2回上映、人権平和センター豊中です。

チケット販売も開始しました。収益はペシャワール会に寄付いたしたす。皆さんのご協力をよろしく、お願いします。

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